鉋の再生

ヤフオクで激安で落札した鉋を開けてビックリ。

裏が消えてるし、錆を薬品で落としたところがボコボコに凹んでいる。

見た瞬間は再生を諦めたが、耳をガッポリ落として、裏出しを多めにすれば、

もしかしたら使えるかもしれん。

早速裏出し。

次は表と裏を研ぐ。

なんとか使えそうです。

ただ、裏出しで叩き過ぎたせいか、真ん中辺りにヒビみたいのが入りました。

今のところ問題なさそうです。

地金のところに黒い隙間みたいのが見えますが、

釜地というやつでしょうか?

いい感じです。

銘は「竹洞」?

鋼と地金の境目がくっきり見えて、カッコいい。

竹洞という鉋はネットで検索しても出てきません。

有名なものではないようですが、腕の良い職人さんが一生懸命作ったような気がする。

桧の鉋掛けに使ってみたが、新品で買ったのと遜色なく切れて、

苦労は酬われた。

俺と出会わなければ、タダの鉄くずで終わっていたかもしれない。

刃物の研ぎは、ハマると止められない。

久々の投稿

ゆっくりではありますが、進行中のコンテナハウス。

腰痛と父の死とかいろいろあってもう秋ですなぁ。

腰痛は歳を取ると症状も悪化するようで、本当に辛かった。

歩いても、寝返りをしても激痛。

本も読めなかった。

ネットを見るのはスマホだけ。

あと遅れた理由の一つは鑿(ノミ)と鉋(カンナ)にハマったこと。

時間はかかったが、どちらも道具として使いこなせるようになったのは今年最大の成果かな。

インスタグラムはボチボチ更新してるので、よかったらどうぞ。

https://www.instagram.com/takavoj/

タンク交換

軽トラ(スズキ キャリイ DA65T)のウィンドウォッシャー液が出なくなった。

モーターの音が全然しない。

フロントグリルを外して、ウォッシャー液タンクの下に付いているモーターと端子を揺すったら直ってしまった。

モーターの故障ではなく、端子部分の接触不良だった。

これはこれで解決だが、他の異常を発見。

ラジーエーター冷却水のタンクの一部が変色。

「FUEL」 という文字の上と下の二箇所が硬化している。

グリルの隙間から差し込んだ紫外線で樹脂が劣化したように見える。

新しいタンクはヤフオクでゲット。

送料込みで二千円程度。

交換後、劣化部分を指で押すと簡単に穴が開いた。

走行中に壊れたらエンジンが焼け付くかもしれん。

気が付いてよかった。

 

4台目の屋根完成

海上コンテナ四台全ての波板施工が終わった。

波板施工は経験済みなので、さっさと終わるつもりだったが、

随分とかかってしまった。

右側の低い方を先に施工した。

このときに、前回よりも単管(足場パイプ)の使用量が減り、

木材の使用量が増えていたが、

左側の最後に施工したときは、

さらに単管の使用量を減らして木材の使用量を増やした。

最初の二台のときは、中間部分の上に引っ張られる強度が弱かった反省から、

いろいろ考えて三台目(上の写真の右側)のように木材を加工して強度を増した。

四台目(上の写真の左側)のときは、ご覧のようにさらに木材を増やした。

木材の加工は時間がかかるわけだが、

鑿(のみ)と鉋(かんな)を多用すると研ぐことも増える。

木工で随分と時間を使ってしまった。

右の波板と左の波板はつながっていない。

コンテナの下側はブロックに置いているだけで、

屋根だけ固定してしまうのは何か問題が置きそうな気がする。

地震のときとか、片方だけ動かすときだ。

例えば、土台のコンクリートが割れたり、傾いたりしたときは、

片方だけ動かすことになる。

強風のときは中央の雨除けスペースに雨が落ちてくるだろうが、

そういうのは年に数日だろうからなんとかなるだろう。

 

水深 27 mm

現在、我が家には海上コンテナが 4台あるが、

屋根がかかっているのは 2台だけ。

雨が降った翌朝、屋根がない方のコンテナの屋根を見て驚いた。

最も水深が深いところは 27mm もあった。

img_6475s

img_6470s

気温が下がってくると、なかなか乾かないだろう。

新品のコンテナならこんな問題は発生しないだろうが、

使い古した海上コンテナには凹みがいくつもある。

そして、下の写真は晴れた日の翌日の冷え込んだ朝の屋根。

朝露だけでこれだけ濡れていた。

img_6498s

img_6493s

海上コンテナが最も錆びる時期は梅雨だと思い込んでいたが、

実は冬の方が錆びるような気がしてきた。

とにかく、早急に残りの 2台にも屋根を掛けてやらねばなるまい。

穴が開いてしまったら修理が大変だし、

来年の春までには夏の直射日光対策もしなければならないのだから。

土間納まり

二つめの片引き戸の取り付けが終わったので、

モルタルを打つことにした。

普通のアルミサッシは四辺とも木枠にビスで留めるが、

引き戸の場合は、下辺を土間納まりにするらしい。

YKK ではそうするのが標準になっているらしい。

理由は分からないが、素直に従うことにした。

モルタルを打つのは初めてだが、

youtube などインターネットで仕入れた情報を参考にした。

img_6437s

img_6439s

10kg なので、混ぜるのは簡単だ。

が、一ヶ所目に流している途中で水を入れ過ぎていることに気付き、

急いで追加のモルタルを近所の金物屋に買いに行って、粉を追加。

手遅れだったようで、最初の引き戸にはひび割れが発生してしまった。

img_6444s

img_6445s

二ヶ所目は、水を適量にしたお陰か、より綺麗な仕上がりとなった。

img_6446s

さて、これで全行程の中で最も難易度が高いと思われる引き戸の取り付けが終わった。

ブロック割れる

海上コンテナを載せたコンクリートブロックが割れた。

この海上コンテナは今年の 5月に購入したもので、

下の写真は 7月に撮ったもの。

IMG_6083s

多分、このブロックが割れたのは 5月か 6月だと思う。

ゴムが薄いので、緩衝能力が不足しているのだろう。

4個の海上コンテナの基礎の内、上の写真のような基礎は、3個分、12箇所あって、

割れたのは 2箇所だけ。

もう一ヶ所の割れたコンクリートブロックは、

今年の 2月に購入した海上コンテナの基礎だった。

両方とも、割れを発見したのは熊本地震の後だから、

熊本地震とその余震の振動が、コンクリートを割ったのだと思う。

 

ただコンクリートブロックを取り替えるだけではまた割れるだろうから、

何か対策をしなければいけない。

ゴムは高価。

なので、ふんだんにある木材を使うことにした。

IMG_6092s

今現在、2ヶ月以上経過したが、割れていない。

木材は厚みがあっても安いので、最適な素材かもしれない。

槍と台

一般的に鉋(かんな)と言えば、台鉋を指す。

だが、実は台鉋が使われるようになったのは江戸時代になってからで、

それまではなんと「槍鉋」(やりかんな、かりがんな)が鉋の主流だったらしい。

僕が槍鉋を知ったのは、中学生の頃読んだ法隆寺の本だった。

宮大工が法隆寺を修復する話だった。

そんなこんなで、いつかは槍鉋を使ってみたいとは思っていた。

インターネットで探すと、結構売っている。

そんなに高額なものでもないので、試しに買う。

そして、試し彫り。

img_6367s

形が物騒なので緊張したが、削るだけならそんなに難しくない。

img_6372s

ただ、そんなに綺麗に仕上がらない。

インターネットの動画のようにはいかない。

でも、節のあるところでも他と同じように削れるのはなかなかイイ。

img_6376s

台鉋だと引っ掛かって、下の写真のようになる。

img_6388s

台鉋は使いこなすのが難しい。

刃を研ぐのは勿論だが、台に組んで調整するのも難しい。

そもそも買った代物がどんな水準なのかも分からない。

それに対して、槍鉋はかなり大雑把でも使える。

刃先は真っ直ぐ、真っ平らに研ぐ必要はないし、

ある程度研いでおけば、それなりに削れる。

思っていたよりも実用的だ。

 

 

会心の出来

今までは幅 18mm のノミ(鑿)を研ぐことが多かったが、

久々に 24mm 幅のノミを研いで見た。

意外なことに会心の出来栄えとなった。

若干丸刃だったやつを研いでいくと、

先端を除いて平面が出てきた。

img_6292s

さらに研ぐと先端の残りが小さくなった。

img_6296s

そして、完成。

img_6302s

上級者から見ればまだまだなのは分かっているが、

今の自分の実力からすれば上出来。

どうせノミで数十分間木を彫れば、刃は欠けてくる。

建具や家具のような高い精度は必要ないので、

ある程度研げていれば問題ない。

いままでは、主に 18mm 幅のノミを研いできた。

その理由は、18mm あれば木を彫るのに十分だし、

ヤフオクで割安だったから数本買ってしまったから。

それに幅の狭い方が研ぎ易いような気がした。

だが、今回ので幅の広い方が平面を出し易いような気もした。

もしかしたら、18mm よりも 24mm の方が研ぎ易いのかもしれない。