土間納まり

二つめの片引き戸の取り付けが終わったので、

モルタルを打つことにした。

普通のアルミサッシは四辺とも木枠にビスで留めるが、

引き戸の場合は、下辺を土間納まりにするらしい。

YKK ではそうするのが標準になっているらしい。

理由は分からないが、素直に従うことにした。

モルタルを打つのは初めてだが、

youtube などインターネットで仕入れた情報を参考にした。

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10kg なので、混ぜるのは簡単だ。

が、一ヶ所目に流している途中で水を入れ過ぎていることに気付き、

急いで追加のモルタルを近所の金物屋に買いに行って、粉を追加。

手遅れだったようで、最初の引き戸にはひび割れが発生してしまった。

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二ヶ所目は、水を適量にしたお陰か、より綺麗な仕上がりとなった。

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さて、これで全行程の中で最も難易度が高いと思われる引き戸の取り付けが終わった。

ブロック割れる

海上コンテナを載せたコンクリートブロックが割れた。

この海上コンテナは今年の 5月に購入したもので、

下の写真は 7月に撮ったもの。

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多分、このブロックが割れたのは 5月か 6月だと思う。

ゴムが薄いので、緩衝能力が不足しているのだろう。

4個の海上コンテナの基礎の内、上の写真のような基礎は、3個分、12箇所あって、

割れたのは 2箇所だけ。

もう一ヶ所の割れたコンクリートブロックは、

今年の 2月に購入した海上コンテナの基礎だった。

両方とも、割れを発見したのは熊本地震の後だから、

熊本地震とその余震の振動が、コンクリートを割ったのだと思う。

 

ただコンクリートブロックを取り替えるだけではまた割れるだろうから、

何か対策をしなければいけない。

ゴムは高価。

なので、ふんだんにある木材を使うことにした。

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今現在、2ヶ月以上経過したが、割れていない。

木材は厚みがあっても安いので、最適な素材かもしれない。

槍と台

一般的に鉋(かんな)と言えば、台鉋を指す。

だが、実は台鉋が使われるようになったのは江戸時代になってからで、

それまではなんと「槍鉋」(やりかんな、かりがんな)が鉋の主流だったらしい。

僕が槍鉋を知ったのは、中学生の頃読んだ法隆寺の本だった。

宮大工が法隆寺を修復する話だった。

そんなこんなで、いつかは槍鉋を使ってみたいとは思っていた。

インターネットで探すと、結構売っている。

そんなに高額なものでもないので、試しに買う。

そして、試し彫り。

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形が物騒なので緊張したが、削るだけならそんなに難しくない。

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ただ、そんなに綺麗に仕上がらない。

インターネットの動画のようにはいかない。

でも、節のあるところでも他と同じように削れるのはなかなかイイ。

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台鉋だと引っ掛かって、下の写真のようになる。

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台鉋は使いこなすのが難しい。

刃を研ぐのは勿論だが、台に組んで調整するのも難しい。

そもそも買った代物がどんな水準なのかも分からない。

それに対して、槍鉋はかなり大雑把でも使える。

刃先は真っ直ぐ、真っ平らに研ぐ必要はないし、

ある程度研いでおけば、それなりに削れる。

思っていたよりも実用的だ。