久々の投稿

ゆっくりではありますが、進行中のコンテナハウス。

腰痛と父の死とかいろいろあってもう秋ですなぁ。

腰痛は歳を取ると症状も悪化するようで、本当に辛かった。

歩いても、寝返りをしても激痛。

本も読めなかった。

ネットを見るのはスマホだけ。

あと遅れた理由の一つは鑿(ノミ)と鉋(カンナ)にハマったこと。

時間はかかったが、どちらも道具として使いこなせるようになったのは今年最大の成果かな。

インスタグラムはボチボチ更新してるので、よかったらどうぞ。

https://www.instagram.com/takavoj/

4台目の屋根完成

海上コンテナ四台全ての波板施工が終わった。

波板施工は経験済みなので、さっさと終わるつもりだったが、

随分とかかってしまった。

右側の低い方を先に施工した。

このときに、前回よりも単管(足場パイプ)の使用量が減り、

木材の使用量が増えていたが、

左側の最後に施工したときは、

さらに単管の使用量を減らして木材の使用量を増やした。

最初の二台のときは、中間部分の上に引っ張られる強度が弱かった反省から、

いろいろ考えて三台目(上の写真の右側)のように木材を加工して強度を増した。

四台目(上の写真の左側)のときは、ご覧のようにさらに木材を増やした。

木材の加工は時間がかかるわけだが、

鑿(のみ)と鉋(かんな)を多用すると研ぐことも増える。

木工で随分と時間を使ってしまった。

右の波板と左の波板はつながっていない。

コンテナの下側はブロックに置いているだけで、

屋根だけ固定してしまうのは何か問題が置きそうな気がする。

地震のときとか、片方だけ動かすときだ。

例えば、土台のコンクリートが割れたり、傾いたりしたときは、

片方だけ動かすことになる。

強風のときは中央の雨除けスペースに雨が落ちてくるだろうが、

そういうのは年に数日だろうからなんとかなるだろう。

 

水深 27 mm

現在、我が家には海上コンテナが 4台あるが、

屋根がかかっているのは 2台だけ。

雨が降った翌朝、屋根がない方のコンテナの屋根を見て驚いた。

最も水深が深いところは 27mm もあった。

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気温が下がってくると、なかなか乾かないだろう。

新品のコンテナならこんな問題は発生しないだろうが、

使い古した海上コンテナには凹みがいくつもある。

そして、下の写真は晴れた日の翌日の冷え込んだ朝の屋根。

朝露だけでこれだけ濡れていた。

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海上コンテナが最も錆びる時期は梅雨だと思い込んでいたが、

実は冬の方が錆びるような気がしてきた。

とにかく、早急に残りの 2台にも屋根を掛けてやらねばなるまい。

穴が開いてしまったら修理が大変だし、

来年の春までには夏の直射日光対策もしなければならないのだから。

土間納まり

二つめの片引き戸の取り付けが終わったので、

モルタルを打つことにした。

普通のアルミサッシは四辺とも木枠にビスで留めるが、

引き戸の場合は、下辺を土間納まりにするらしい。

YKK ではそうするのが標準になっているらしい。

理由は分からないが、素直に従うことにした。

モルタルを打つのは初めてだが、

youtube などインターネットで仕入れた情報を参考にした。

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10kg なので、混ぜるのは簡単だ。

が、一ヶ所目に流している途中で水を入れ過ぎていることに気付き、

急いで追加のモルタルを近所の金物屋に買いに行って、粉を追加。

手遅れだったようで、最初の引き戸にはひび割れが発生してしまった。

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二ヶ所目は、水を適量にしたお陰か、より綺麗な仕上がりとなった。

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さて、これで全行程の中で最も難易度が高いと思われる引き戸の取り付けが終わった。

ブロック割れる

海上コンテナを載せたコンクリートブロックが割れた。

この海上コンテナは今年の 5月に購入したもので、

下の写真は 7月に撮ったもの。

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多分、このブロックが割れたのは 5月か 6月だと思う。

ゴムが薄いので、緩衝能力が不足しているのだろう。

4個の海上コンテナの基礎の内、上の写真のような基礎は、3個分、12箇所あって、

割れたのは 2箇所だけ。

もう一ヶ所の割れたコンクリートブロックは、

今年の 2月に購入した海上コンテナの基礎だった。

両方とも、割れを発見したのは熊本地震の後だから、

熊本地震とその余震の振動が、コンクリートを割ったのだと思う。

 

ただコンクリートブロックを取り替えるだけではまた割れるだろうから、

何か対策をしなければいけない。

ゴムは高価。

なので、ふんだんにある木材を使うことにした。

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今現在、2ヶ月以上経過したが、割れていない。

木材は厚みがあっても安いので、最適な素材かもしれない。

切断開始

ついに海上コンテナにメスが入った。

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ディスクグラインダーでカット。

日立のコードレスディスクグラインダー G18DBVL を使う。

能力は問題なく、回転数の可変機構が付いていて大変使い易い。

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ディスクは、1mm 厚の切断砥石。

二種類使ってみたが、「SUN TIGER」の方が圧倒的に早く切れる。

「金の馬」の方は切れ味が悪くて使い物にならなかった。

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防具はイヤマフ付きヘルメット。

刈払い機とチェーンソー用に買ったものだが、

こういうときにも役に立つ。

出来るだけ日本のメーカーのを買うようにしているのだが、

これに関してはデザインが良いハスクバーナを買ってしまった。

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ホゾを組む

ホゾを組むのは、今回が二回目。

前回はデッキだったが、今回はアルミサッシの枠に使うので、

より高い精度が必要だ。

ホゾを組むのは面倒くさい。

特に初心者には。

でも、良いこともある。

組んだ時点で大体直角が出てしまうこと。

外したり組んだりを簡単に出来ること。

それから、他の接合方法を比べて、長期間強度が保持される、らしい。

そして、なにより見た目が素晴らしい。

鑿(ノミ)を使い始めてから、いろんな木工が出来るようになった。

初心者にとって最も大きな難関は、研ぐことだろう。

木を彫るよりも、研ぐことの方がはるかに難しい。

新品時の形が、研げば研ぐほど崩れていく。

先端だけ尖らせれば、そのとき使うことは可能。

でもそれを繰り返すと、研ぐのが益々ややこしくなっていく。

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海上コンテナ移動

4月の熊本地震の影響だと思うが、

コンテナの位置が動いてしまった。

4つの支持点の内、3点が移動してしまった。

クレーン屋か曳家にやってもらうと、

かなり高額になるだろう。

なので、自分で油圧ジャッキなどを買って、やってみた。

鉄板と鉄棒のお陰でスムーズに移動させることができた。

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サッシ到着

アルミサッシが到着。

長い時間考えに考え、何度も仕様を変更してから、漸く決まった。

最初は、普通の戸が二枚ある引き戸を考えていたが、

いろいろ検討した結果、引き戸が一枚の「片引き戸」に辿り着いた。

いよいよ海上コンテナの改造に取り組むことになるが、

アルミサッシの施行が最初の難関だ。

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