4台目の屋根完成

海上コンテナ四台全ての波板施工が終わった。

波板施工は経験済みなので、さっさと終わるつもりだったが、

随分とかかってしまった。

右側の低い方を先に施工した。

このときに、前回よりも単管(足場パイプ)の使用量が減り、

木材の使用量が増えていたが、

左側の最後に施工したときは、

さらに単管の使用量を減らして木材の使用量を増やした。

最初の二台のときは、中間部分の上に引っ張られる強度が弱かった反省から、

いろいろ考えて三台目(上の写真の右側)のように木材を加工して強度を増した。

四台目(上の写真の左側)のときは、ご覧のようにさらに木材を増やした。

木材の加工は時間がかかるわけだが、

鑿(のみ)と鉋(かんな)を多用すると研ぐことも増える。

木工で随分と時間を使ってしまった。

右の波板と左の波板はつながっていない。

コンテナの下側はブロックに置いているだけで、

屋根だけ固定してしまうのは何か問題が置きそうな気がする。

地震のときとか、片方だけ動かすときだ。

例えば、土台のコンクリートが割れたり、傾いたりしたときは、

片方だけ動かすことになる。

強風のときは中央の雨除けスペースに雨が落ちてくるだろうが、

そういうのは年に数日だろうからなんとかなるだろう。

 

水深 27 mm

現在、我が家には海上コンテナが 4台あるが、

屋根がかかっているのは 2台だけ。

雨が降った翌朝、屋根がない方のコンテナの屋根を見て驚いた。

最も水深が深いところは 27mm もあった。

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気温が下がってくると、なかなか乾かないだろう。

新品のコンテナならこんな問題は発生しないだろうが、

使い古した海上コンテナには凹みがいくつもある。

そして、下の写真は晴れた日の翌日の冷え込んだ朝の屋根。

朝露だけでこれだけ濡れていた。

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海上コンテナが最も錆びる時期は梅雨だと思い込んでいたが、

実は冬の方が錆びるような気がしてきた。

とにかく、早急に残りの 2台にも屋根を掛けてやらねばなるまい。

穴が開いてしまったら修理が大変だし、

来年の春までには夏の直射日光対策もしなければならないのだから。

波板を縦に切る

ガルバリウム波板を張っていた最後の部分で、

12cm ほど波板が足りなくなった。

波板は一枚残っているが、幅が 780mm ほどもあるので、

一枚丸ごと使うのは勿体ない。

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そこで金切り鋏で縦に切ることを試みたが、

少し切ったところで先に進めなくなってしまった。

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ネットで調べたところ、
テスキーC
というので切れるらしい。

ナフコで売っていたので購入。

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切り口は綺麗とは言えないが、縦にズバっと切ることが出来た。

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ガルバを張る

当初、トタンの波板を張る予定だったが、

それほど値段差がないことが分かったので、

ガルバリウム波板に変更。

こちらのほうが耐久性が高いし、見た目も良い。

ホームセンターで買うつもりだったが、

直前になって近所の職人さんから買うことになった。

長さがオーダーで注文できるのだ。

ホームセンターだと最大 3m しかないため、

今回は 4.2m 必要なので 2枚繋げないといけない。

重ねる部分があって、施工も面倒だろう。

それが一枚もので注文できるとのこと。

さらに板厚が厚くて、総額も抑えられるときた。

唯一の欠点は、上に揚げるときに重たいこと。

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屋根の骨組み

海上コンテナに屋根を被せるので、

その骨組みを足場パイプで組んだ。

屋根の役目は多い。

まず、天井部分の日除け。

直射日光が直接コンテナの天井に当たると暑くて堪らない。

天井部分の雨避け。

天井部が水平なので、水が溜まって錆を呼ぶ。

出入り口と窓の庇。

個別に付けるより、一括で済んでしまうので楽。

物置スペースが増える。

天井部分とコンテナとコンテナの間に物が置けるようになる。

また、庇の下にも多少濡れても良い物が置ける。

次の工程は角材を渡すことだ。

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薪置き場

生まれて初めてトタン波板を張った。

波板は、薪置き場の屋根を作るためでもあるが、

もう一つ目的がある。

もっと大きな屋根を作る予定なのだが、

それを波板でやりたいので、その予行演習でもある。

最も費用が安い「傘釘」を使って留めてみたが、

なんとかいけそうな感触を得た。

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