土間納まり

二つめの片引き戸の取り付けが終わったので、

モルタルを打つことにした。

普通のアルミサッシは四辺とも木枠にビスで留めるが、

引き戸の場合は、下辺を土間納まりにするらしい。

YKK ではそうするのが標準になっているらしい。

理由は分からないが、素直に従うことにした。

モルタルを打つのは初めてだが、

youtube などインターネットで仕入れた情報を参考にした。

img_6437s

img_6439s

10kg なので、混ぜるのは簡単だ。

が、一ヶ所目に流している途中で水を入れ過ぎていることに気付き、

急いで追加のモルタルを近所の金物屋に買いに行って、粉を追加。

手遅れだったようで、最初の引き戸にはひび割れが発生してしまった。

img_6444s

img_6445s

二ヶ所目は、水を適量にしたお陰か、より綺麗な仕上がりとなった。

img_6446s

さて、これで全行程の中で最も難易度が高いと思われる引き戸の取り付けが終わった。

ホゾを組む

ホゾを組むのは、今回が二回目。

前回はデッキだったが、今回はアルミサッシの枠に使うので、

より高い精度が必要だ。

ホゾを組むのは面倒くさい。

特に初心者には。

でも、良いこともある。

組んだ時点で大体直角が出てしまうこと。

外したり組んだりを簡単に出来ること。

それから、他の接合方法を比べて、長期間強度が保持される、らしい。

そして、なにより見た目が素晴らしい。

鑿(ノミ)を使い始めてから、いろんな木工が出来るようになった。

初心者にとって最も大きな難関は、研ぐことだろう。

木を彫るよりも、研ぐことの方がはるかに難しい。

新品時の形が、研げば研ぐほど崩れていく。

先端だけ尖らせれば、そのとき使うことは可能。

でもそれを繰り返すと、研ぐのが益々ややこしくなっていく。

img_6270s

img_6273s

img_6271s

 

 

 

サッシ到着

アルミサッシが到着。

長い時間考えに考え、何度も仕様を変更してから、漸く決まった。

最初は、普通の戸が二枚ある引き戸を考えていたが、

いろいろ検討した結果、引き戸が一枚の「片引き戸」に辿り着いた。

いよいよ海上コンテナの改造に取り組むことになるが、

アルミサッシの施行が最初の難関だ。

IMG_6199s